「bakery+ arinomamma」として２周年、「パン屋 福笑」から５周年を迎えました。

自然と共に、地域と共に、ありのままの自分達で、 ありのままの美味しさをお届けしながら、生きていく。

そんな思いを込めて名付けたこの店名。
スタートしてから２年が経ちました。なんと１年前の１周年には、店主と店守の想いの違いからお互いの「ありのまま」が受け入れらない事態になっておりました。

私自身は、もう一度私自身と繋がるために、少し店から離れて過ごし始めていた時期。
話し合いはずっと行いながらも、それぞれが自分の課題と向き合った時期とも言えます。
その折には、お客様にご迷惑やご心配をおかけしたかもしれません。しかし、その期間があったからこそ、再び出産を挟み、私自身と繋がった自分で、お店に戻ってくることができ、無事に２周年を迎えることができました。その間支えて下さっていたお客様はじめ、スタッフや関係者の皆様には感謝しかありません。
本当にありがとうございます！

「ありのまま」で生きていくこと。

それを深めた１年でした。
「ありのまま」で生きることは、たやすいようで難しい。
しかしまた、難しいようで、たやすいのかもしれません。

スタッフ募集で、ありのままで生きたいと想いながら、どう社会でそれを表現していいか戸惑っている人とも出会いました。
私自身の「ありのまま」を見失った時期がありました。
店主の「ありのまま」を受け入れられない時期もありました。

でも、ちゃんと答えは私自身の中にありました。
「自分自身と繋がること。」 私は「その人がイキイキ生きること、夢を追うことを、チャレンジすることを全力で応援する」それがやりたいことです。（だからこそ、店主の夢を応援していました。）

そんな私にとって、「bakery+arinomamma」は、 苦手も、得意も受け入れながら、凹凸も全部ひっくるめて「ありのまま」で、 その人らしく生きていくこと、認め合うことができる場所、体現する場所。
そして自然の恵み「ありのまま」の美味しさをお届けできる場所。そんな場所を大切に守りながら、みんなと育んでいきたいと思います。

ただ、人と本気で向き合うこと、人を応援することは大好きです。

夫の夢の次は、私の得意・好きを活かしてみる挑戦です。

そんなわけで、お店に滞在している時間は少ない現状です。お店は店主と素敵なスタッフさんがいてくれるので、信頼してお任せしています。
それぞれ個性的で素敵な人たち♡　彼女たちの「ありのまんま」でお迎えさせていただきます。（またSNSでもご紹介しますね♪）

今回は２周年に際して、少し私自身のことを書いてみました。
そして、改めて。 まずは私達が肩の力を抜いて、使命感や何かに追い立てられるのではなく自分自身としっかり向き合い、本当に心地よいと感じることを、面白いと感じることを「ありのまま」に表現してみようと想います。その結果、成功するのか、失敗するのか…ある意味「実験」ではありますがそんな凸凹人生も悪くないのではと、わくわくしています。（当店HP冒頭からの抜粋）

このスタート地点に立つのに２年の歳月が経ちました。
いえ、２年前に「bakery+ arinomamma」でスタートさせていただいたからこそ、ここまで深めることができた自分たちの「ありのまんま」。本当に感謝しかありません。
またここから生まれる出逢いと体験をしっかりと味わいながら進んでいきたいと思います。

３周目をスタートするにあたり、改めて皆様への感謝をお伝えしたく、長々と書かせていただきました。
今まで出逢って下さった皆様、ありがとうございます。 引き続きよろしくお願いいたします。

ほんとに作りたいパンは感動するぐらい美味しいパン

店主の征治です。10月1日は懐かい方、いつも支えてくださる方、ありのまんま関係者の方、たくさんの方にご来店頂き、嬉しかったです。

無事に2周年を迎えることが出来ました。
これもすべてお客様あってこそ。ほんとにありがとうございました。

この投稿で、自分の中の膿を出しきって、仕切り直ししたいという考えです。

この一年を振り返ってみると自分と向き合い迷走し、お客様にはお店の方向性でご迷惑をお掛けし大変申し訳なく思っています。
なぜ、方向性を誤ったかは自分の声をちゃんと聞けてなかったのが1つの要因です。

ありのまんまをお話すると…
店守にはこれまで僕の夢であるパン屋を成功させるため支えてくれた反面、僕の傲慢さでたくさんの我慢をさせていました。去年の9月に店守との想いの行き違いで、店守はお店を離れ。

僕とスタッフでお店を切り盛りすることに。

焦りと不安、精神的な辛さ、体力の疲弊からシンプルなパンを売っていくと言い出し、商品を減らしていくお店の方向性にしました。

スタッフさんには戸惑いながらの接客にさせて迷惑をかけ。

どんどん商品を減らし、後戻り出来ない思いからふと立ち止まると虚しさと悲しさが。
それに伴い日に日にお客様も減り、これでいいんだ。
必ずお客様は戻ってくるんだと自分に言い聞かせて…

そんな中ふと思う、なんの為にお店をしてるんだっけ？

ほんとに作りたいパンは感動するぐらい美味しいパンだ！と。
そのパンで周りの人たちが喜んでもらえたら何より嬉しい。そこを目指してのパン作りだったはず

疲弊したくないからシンプルに絞った、シンプルパンだけを作りたいからシンプルにしたわけではない。と気づき。

店守は妊娠、出産を経て、自分のしたいことを見つけてました。
イキイキとしてる姿にほんとに良かったと応援される側から応援したいと思いました。

僕は経営、経理は向いていない、文章を作るのも下手。

これまで出来てると思っていた事が実は全然出来てないことに気づき、周りの家族やスタッフに助けてもらってパンを作ってることに直面。

自分の得て不得手を見つけていく。好きな事、嫌いなことを見つけたり。
これまで流れていく思考をキャッチする練習。

今更ながらですが…

店守との会話を重ねる中で、店守がお店に戻って来てくれることに。

店守はこれまでの様に店頭に立っての接客ではなく、裏方にはなりますがありのまんまを支えてくれています。

この一年でお客様にご心配もおかけしたと思っております。

商品の方向性もシンプルに絞るのではなく、美味しいかどうかを基準にバリエーションも増やせればと思っております。

経緯など長くなってしまいましたがポイントは店守が戻ってきてくれて、僕はパンに集中できる環境に、お客様に喜んでもらえるパン作りを目指すということです。

支えて下さっているお客様、家族、関係者の方達に感謝しながら

これからもスタッフと共に一丸となってやっていきますので、3周年目のbakery+arinomanmaもよろしくお願い致します。

復刻チョコ&ココアを周年企画第一弾で出しましたが凄い反響に驚いています。
こんなに愛された商品だったとは一旦は明日で終わりですが、復刻パンはこの後も続きます。
良ければ会いに来てくださいね。

２周年記念に関するご案内

２周年記念 復刻パンの登場！

復刻パン 第１弾　チョコ＆ココア