キューブに込めた想い―arinomammaのラスク

bakery+ arinomammaの「ラスク」

ラスク原義はパンを2度焼きした焼き菓子です。

ラスク(英: rusk)とは、ビスケットの一種で、パンを二度焼きした焼き菓子のこと。

ラスク『ウィキペディア(Wikipedia)』

店主は、ラスクを作るのはあまり好きではありません。そういうと語弊があるかもしれませんが、パン作りの忙しい合間にラスクを作るのは大変だからです。
出来ることなら、酵母菌や発酵する生地と対話しながらパンを作る方がずっと好きです。

そんな店主が、そもそもラスクを作るきっかけとなったのは、まさに「再生品」としての可能性でした。

食品ロスを考える

パンは2日前から仕込みます。天気予報などもこまめに確認し、その日の売れ行きを予想しながら仕込む量を決めるのですが、天気が変わったり、予想が外れる日ももちろんあります。そんな時は、パンが余ってしまいます。

やはりどれだけ丁寧にパンを作っても、パンが余ってしまうことはあります。
でも愛情込めて作ったパンを捨てるわけにはいきません。材料そのものやその生産者、パン作りに費やした時間や想い、それを考えると捨てるという選択肢はありません。

他のパン屋さんはどうしているんだろう…そこで、なんとか再利用できないかということで、再生品としては王道の「ラスク」作りを始めたのがきっかけです。

arinomammaのラスク

ラスクに使用するパンは、バゲット、麻炭ブール、食パンといったシンプルなパン達。形の異なるパンを一緒に混ぜて利用するので、形はキューブ型です。
スライスしたパンにアイシング(卵白と砂糖を混ぜたもの)を塗って焼くのではなく、キューブ型に切ったパンを一度乾燥させて、バターと砂糖で和えて、さらに焼きます。ですので、当店のラスクは生地から考えると「3度焼き」していることになります。

再生品だからと言って、素材選びにはぬかりはありません。
よつ葉の発酵バター、ミネラル含まれる粗糖を使用します。何といっても、ラスクの素地となるのはパン自体の美味しさ。そこにシンプルながら厳選した素材を加えるので、できあがるラスクの味はお墨付き。再生品という領域ではありません。手間と愛情をしっかりかけて、新たな命を吹き込んだもう一つの作品です。

ほんのり優しい甘さ

一口目で、発酵バターの風味と粗糖の優しい甘さが口に広がり、食べ進めていくと口の中のラスクは無くなります。その後に残るパン自体のしっかりとした旨味…後味までしっかり味わっていただきたいそんなラスクです。

お味は3種類ご用意

味は発酵バター(プレーン)、黒糖、ほうじ茶が定番。

発酵バター(プレーン)は、濃厚なバター味。どなたにも親しんでいただける味になっています。

黒糖やほうじ茶は、それぞれに黒糖・ほうじ茶の香りと味を楽しんでいただけます。
それぞれの味にファンがついていますので、どれが1番というよりは、お好みの味をぜひ見つけてみてください!
ドライフルーツやナッツも併せて、オリジナルのグラノーラ風朝食・おやつにも。
日持ちしますので、お土産や贈答品にもおすすめです。

店頭ではバターも砂糖もまぶさない素焼きラスクや卵白とココナッツフレークを使用した乳不使用のココナッツラスクもたまに登場します。

オンラインショップでご購入いただけます。

arinomammaのオンラインショップに贈答用にぴったりのラスク3種類セットが登場!
かわいい小人のパッケージと優しい素材でつくられたラスクのプレゼントはいかがでしょうか。

下記より、bakery+ arinomammaオンラインショップにてご購入頂けます。

発送と在庫に関する注意事項

本商品は食品ロス解決のために生まれた商品のため、ご注文いただくタイミングによっては在庫に限りがあり、発送に1週間程かかる場合がございます。あらかじめご了承下さい。