【3月特別企画】ありのまんまのブリオッシュを食べればいいじゃない
ありのまんま通信でも告知させて頂いた3月の特別企画として、普段は商品には並ばない「ブリオッシュ」がお客様のリクエストにお応えして期間・個数限定で販売することになりました!
いろんなパン屋さんでも「ブリオッシュ」というフレーズで販売されていますが、他のパンとどう違うのでしょうか?
ブリオッシュの意外な歴史や、ありのまんまのブリオッシュをご紹介させて頂きます。
ブリオッシュとは
そもそもブリオッシュと言えば、みなさんはどんなイメージをもっていますか?
バターや卵をたっぷりと使った高級品?
それとも、お菓子のようなパンでしょうか。
ブリオッシュとは
フランスの菓子パンであるヴィエノワズリーのひとつです。
水の代わりに牛乳をつかい、副材にはバターと卵をたっぷりとつかった口当たりの軽いケーキに近い発酵菓子パンのことです。
一般的なブリオッシュの配合では、使用されるバターと卵のベーカーズパーセントは、小麦粉の約半分ほど使用することから、パンとケーキの間ぐらいに位置される菓子パンです。
「ブリオッシュを食べればいいじゃない」
実は、ブリオッシュには有名な言葉があります。
「パンがなければ、お菓子(ブリオッシュ)を食べればいいじゃない」
フランスで農民が主食として食べるパンに事欠いていることを知った「あるたいへんに身分の高い女性」が言った台詞。長い間、マリー・アントワネットの言葉とされていました。
Qu’ils mangent de la brioche !
言葉だけを聞いてしまうと、高貴なお金持ちの人が庶民に対して言い放った傲慢な言葉のようにも聞こえますが、当時のフランスでは、小麦粉戦争という民衆による一揆が起きたくらい小麦の価格は不作や飢饉によって、かなり高騰しており一般の人には手に入れられなかったようです。
そこで品種の違う安い小麦で作られていた当時のブリオッシュで、パンの代用品にすればいいのではという台詞になったと言われています。
しかも当時にはパンの価格が高騰した時は、ブリオッシュの価格まで下げるようにしなければいけないという法律まであったというので驚きです。
現代のブリオッシュといえば、バターや卵、牛乳などリッチな副材をたっぷりと使うので高級なイメージですが…ブリオッシュというパンにこんな歴史があったなんて意外ですよね。
ありのまんまのブリオッシュ
これまで、あまり美味しいブリオッシュに出会ったことがなかったけれど、とあるパン屋さんのブリオッシュに出会い、感動。
こんなブリオッシュを天然酵母で作ってみたらどんな味になるんだろう…
そんな興味と関心でブリオッシュを作ってみたのがきっかけ。
なるべく温度を上げずに仕込むことで、パサつきを抑え、しっとりとしたブリオッシュに。
まだ目指すパン屋さんには敵わないけれど、今までの経験と知識を活かして、自己最高のブリオッシュを目指します!
ありのまんまのブリオッシュの販売時期は?
贅沢な素材と時間をたっぷりかけてつくる「ありのまんまのブリオッシュ」。
普段製造している他のパンの工程とは別に、時間や手間暇をかけてお作りしますので、期間・個数ともに限定となってしまいますが、今回は2日間のみ特別販売させて頂きます!
3月9日(火)、3月23日(火) 各日30個の限定販売!
絹のようなくちどけ、発酵バターの香り、温かい飲み物と一緒に、じっくり味わいたい逸品となっています!
是非この機会にご予約ご注文ください!
オンラインショップでの予約販売も受付けております!
先行して3月9日(火)の製造分から予約販売を受け付けております。
下記オンラインショップよりご注文ください。
ありのまんまのブリオッシュと
アフタヌーンティーセット
ありのまんまのブリオッシュと、午後のお茶会にぴったりのパンと焼き菓子のセットです。
お好きな紅茶やハーブティー、コーヒーと一緒にお召し上がりください。
ありのまんまのブリオッシュ
5個セット
ありのまんまのブリオッシュだけを楽しみたい方に、5個セットをご用意致しました。